僕はコンビニで 漫画雑誌を眺めていた。 購入するお金は持っていない。 なので、表紙だけを目で撫で 流行りの漫画タイトル、絵柄等 「まさに表面」という限られた情報だけで 漫画業界の流れを把握しようとしていた。 「このコンビニでは母に渡された千円で時々夕飯を購入するので許してね」 と思っていた。 すると、横から 怪しい陰。 僕に 「いつものヤバいやつ来てんじゃん」 的な 認識をしてる店員さんかと思ったら 立ち読みをしている ひとりのヤンキー中学生だった。